真砂庵
 
オタ系ネタ&SSブログ リンク・アンリンク・無断転載自由。クリミナルガールズ2出てほしいです
 



芸夢
~説明~
ゲームネタ。漢字なのに特に意味はない

「アルトネリコ3」感想

全員クリアはしてませんが、ティリアルートでクリア。。
以下、反転
容赦なく完結編だった。以下、その理由。

・三本の塔全ての使いきり
・三本の塔の設定全てを余すところなく使ったシナリオ
・最終的には将来的に惑星アル・シエルが再生する事が確約される(=生存の為に塔に依存する必要がなくなる)

特にラストの一点は大きく、少なくともこの“アルトネリコの世界観”(第三紀)ではもう続編は出ないと思われます。
「大地がなくなり塔と共に生きる時代」というのが第三紀の世界なので、惑星が再生するという事はつまる所「第三紀の終わり」になるんですよ。
つまり、この“アルトネリコの世界観”における続編は打ち切りとほぼ同義。

ストーリー的には相変わらず王道。
1が「協力」、2が「対立と融和」がコンセプトなら、3は「互いに、そして己と向き合う」のがテーマ……なのかなぁ。
やはり「完結編」といった方が相応しくはあるかも。
今回はPTキャラ、未PTキャラ問わずカップル成立率がやたらと高いのもそれを感じさせる一因ではありますが。

システムに関しては、ちょっと1,2にくらべて戦闘システムはやりにくい。
アクション要素を足すなら、もう少しレスポンスを良くして欲しかったのが正直なところです。
中途半端にやる事が増えたせいで戦闘がゴチャゴチャした感が否めないというか。もっとシンプルな感じでも良かったかなとは思いました。
ただ、相変わらず詩は綺麗で、楽曲自動生成(RAHシステム)は不自然さを感じさせない素晴らしいものでした。
相変わらず音楽に関しては一日の長があるゲームといえます。

キャラに関しては咲とフィンネルは未クリアゆえに割愛。
三人目ことティリアはジャクリやシュレリア様とは違った意味でマイペースなキャラでした。
性格を一言で言うと「あげぱん」で「幼妻」。嘘じゃないってw
……つーか、捉えどころのない飄々としたキャラなので説明しづらいので説明は投げます(笑)


こっちも筆と感情の赴くままに書いた。反省は(ry



03/07(日) | トラックバック(0) | コメント(0) | 芸夢 | 管理

「のーふぇいと!」感想

いきなりこういう事を言うのもなんですが、最近のピーキーな設定の作品に慣れた人には向かない作品かもしれません。
というのは、良くも悪くも「優等生」的なコメディなんですよ、これ。
お話や設定部分も良い意味で王道なんですが、それ故にある程度“先が読める”ところがあって、強烈さを求めている人には正直向きません。
ただ、テキストセンスやストーリーテリング、設定の練り込み等はしっかりしてあるので、客観的に見ると総じて凡~良ゲーといった所。
ただ、惜しむらしくは一部書き込み不足というか「ルート同士で設定を補完しあう」という構成のせいで人によってはぶつ切り感を感じかねない部分でしょうか。
この辺の修正は次回作以降のブラッシュアップに期待したいかも。

……なんですが、なんでしょう、この俺個人との異様なまでの親和性。
しっかり“全ルート、作品のテーマとして芯が通っている”からだとは思うのですが。
以下、ネタバレ全開の感想なので反転。
一言で言うと、このゲームの根源テーマって“与えられた運命の否定”であり“意思の力の賛美”だと思うのですよ。

椎名理瀬、メイベルルート(通称「猫ルート」)では特にこの傾向は顕著で、「混沌の子」設定に代表されるような、自らの意思(本人自身の責)によらぬ“運命”は明確に否定し皆で戦っています。
星野希咲、シールドルート(通称「犬ルート」)においては若干分かり辛いんですが、「優しき日常を運命の理不尽より守り抜く」という点において、やはり“運命の否定”でしょう。

「運命などない。ただ意思の力があるのみだ」(椎名理瀬ルートより『椎名理瀬』)
このゲームの全ては作中のこの言葉に集約されてると思います。

んで、キャラに関して。
メイベルは我侭で、意外とアホの子属性、ツンデレ属性持ちと中々に豪華。「非日常の象徴」のように見えて、実は「日常の象徴」というキャラだったりもする。
でも、メインルートよりサブキャラで活躍する別ルートのほうがかわいく見えたりするのは秘密の内緒だ!(ぉ

星野希咲は幼馴地味。もとい、幼馴染キャラの王道ですね。メイベルとは違った意味で「日常の象徴」で、「日常とは即ち“非日常の集合”」であるという事を具現したキャラ。
メインルートに入っても性格はやっぱり地味。でも、イチャイチャっぷりは危険。作中でも言われてるけどBC兵器w

椎名理瀬は色々な意味で反則なキャラ一号。一歩引いたところから見る傍観者と見せかけて、一度決めたら非常にアグレッシブで情に篤い。
それまでの超然とした態度とのギャップはもはや卑怯の域。

シールドこと田中楯子も反則キャラ2号。作中での「かっこいい系かと思ってたらかわいい系だった」の評が示すとおり、凛とした態度や規律を重んじる性格に反して内面は凄まじい乙女キャラ。
不器用な性格も合わさって、一撃の破壊力は抜群。

その他の脇キャラも(絵がない人たちも含めて)強烈かつ魅力的。
特にスピアーこと山本槍子さんと、三条さんはヒロイン昇格してもらいたいくらい。
特に前者は主人公を「気に入った」と言う割には「共有でも構わん」とか言っちゃうあたりフリーダム仕様すぎてステキw
二者を追加した完全版が出るなら一万ちょいくらいだったら迷わず買うね(断言)。


久しぶりに感情の赴くままにだけグダグダと書いた。反省はしていない。



03/07(日) | トラックバック(0) | コメント(0) | 芸夢 | 管理

真・恋姫無双の徒然感想-或いは三国志ファンの戯言-

真・恋姫無双を全ルートクリアしましたので色々感想を。
例によってネタバレ無双につき反転。

まずは蜀ルート
ラストはどうにかならんかったのか。それが全て。
とはいえキャラは全体的には粒揃い……だったんだけど、一刀と劉備がポジション的に微妙に被ってるせいで印象が分散していたり、魏延が正直どこの層を狙ってるのか判らなかったり、セットが多すぎたり(これは蜀に限ったことじゃないけど)色々と惜しいところが多いなぁ、と。
あと、それは本筋の部分にもいえまして「理想論を追いかける物語としては甘く」「キャラ萌え重視にしては半端に重い」というどっちつかずの部分がいかんとも。それでラストが超展開なもんだから、かなり疑問符が。
誤解無きように言っておきますが、拠点イベントやキャラの魅力自体はあると言えます。
劉備の天然ボケとか、公孫の健気さ(そして相変わらずの報われなさ)とか、三馬鹿の素敵っぷりとか、陳宮のハイテンション忠犬っぷりとか見るべき所は沢山。
前作との差別化を図りたかったのかもしれないのですが……正直、これは空回ってる気がするなぁ。
まぁ、ぶっちゃけた話、わが朋友たる夏野さんも言ってましたが「前作をやれ」ってのが一番の言葉かもしれない(笑)


続いて、魏ルート
今回の個人的スマッシュヒット陣営。色々お気に入りキャラが多いのでかなり採点甘目かもしれません(笑)。
特にキャラに関しては間違いなく俺の琴線に触れまくった陣営であることは間違いない。
一番のお気に入りは凪こと楽進。「不器用」「真面目」「でも根っ子の部分は女の子らしい」「しかも髪型はショート」。俺のツボ突きすぎです。
そして、次点で程イク。電波、面白キャラ、そしてベッドマフィア(笑)。特に声優の海原エレナさんの演技が絶妙ですね。「はい、稟ちゃん、トントンしますよー、トントン」とか何ともいえない味があったw
あと、夏侯惇の 凄い アホの子化(褒め言葉)。
本筋自体もちょっと切ないながらも綺麗な終わり方で良かったかと。ちょっと深読みしすぎかもしれないけど「ノーブレス・オブ・リネジュ(貴族の義務)」というか「支配者の孤独」というか。
少女である前に王であり、王である以上は個人の幸せよりは民の安寧が最重要という考えですね(注:どちらも追ってはいけない訳ではないが、どちらかを選ばなければいけない状況においては王である以上は民(ひいては国家)より個人の欲望を優先することは「許されない」)
特にラストの劉備との問答は無茶苦茶熱かった。特に俺自身、曹操の思想に共感する部分が大きかったし。
「王者の姿」を描いてくれた魏ルートに拍手を。“個人のヒーロー”も良いけれど、こういう王者の側を描いた話も時には良いよね。特にエロゲにおいては壊滅的なジャンルなのでもっと増えてくれないかなぁ。

まぁ、結論として言える事は凪は俺の嫁という事だ!(最低な締めだな、お前)


最後に呉ルート
個人的に、どこをプッシュすれば良いか困る陣営。いや、悪い意味ではなく(笑)
本筋に関しては……一刀が鍛えられたりしながらみんなと子作りする話、でいいのかしらw
孫策死亡がストーリー的には最大の盛り上がりで、本来のEDである赤壁は小盛り上がりくらいなのがちょっと残念。
キャラに関しては一番バランスが取れてるというか、粒揃いといった印象があるかも(もっとも、この陣営はセットが少ないのでそれが印象に残ってるかもだ)。
この陣営で一番のお気に入りは、黄蓋さま。一人の臣としての分は弁えつつ、お茶目かつ割合ヤンチャな妙齢の美女ってあたりがツボでした。しかもエロもドンと来いな性格だしw
というか、相変わらずビジュアル的なエロさに関しては呉陣営は他陣営の追随を許しませんね。けしからん(前屈みになりつつ)。
でも、袁術と一刀のエッチが無かったのは許さない。しかも前作でも苦手だったのに、またフタナリかよ!(泣)
ラストに関しては、一番好きな終わり方かも。ただ、ハーレムEDなので、孫権が今後ヤンデレ化しないかが心配かもしれません。史実的に考えて(笑)。
あと、孫登。君は子供の教育に関しては気をつける様に。孫皓の方は特に(笑)。


ラストは漢ルート。

若本。秋元。檜山。以上。
他に何の感想があろうか。
あと、華琳の頭痛に苦戦する華佗笑った。そりゃあ苦戦するよなぁ、曹操の頭痛には(笑)



01/10(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | 芸夢 | 管理

「アルトネリコ2」感想

そんなわけでクリアしましたので感想をば。ちなみに、EDはジャクリED。
なんというか、ここまで「あぁ、アルトネリコだ! 続編だ」と言える作品だとは思いませんでした。
続編作品はマンネリ化、或いは変えすぎて失敗とかよくあるので(苦笑)。

以下は例によって例のごとく、ネタバレ全開なので反転でよろしくです。
いや、実際のところ前作とテーマ自体は変わってないと思うんですよ。
今回も中心にあるのは「皆で手を繋ぎ、信じあって平和を掴み取る」という王道のテーマなんですわ。
でも、前作とはアプローチが大きく変わっている。前作では(初めてと言う手探りゆえか)描ききれなかった「手を繋ぐ事の難しさ、分かり合う事の苦しさ」といった物が大きくクローズアップされている。インフェルスフィアなんかはその代表格。
音楽も今回はいろんな曲を試してみようみたいな感が強く、穏やかだったり荘厳な曲が多かった前作とは違い(まぁそれはそれで素晴らしかったのだが)、「デスペディア」の様な激しい曲などバリエーション豊かにしてみようという意図が伺えます。
システム面は、グラスメルクの変わりに調合が入りましたが……これは正直グラスメルクの方が好きだった気も……。ただ選択肢減った分、トークの楽しさが上がってるので一長一短と言ったところでしょうか。
戦闘に関しては、システムのおあげで前作より緊張感に溢れた戦いが繰り広げられるので手放しで褒めさせて頂きたく。ただ、ヘタレなんでボス戦ではイージーにしないと屍の山を築く罠(笑)

あとEDで ココナの 凄い 続編フラグがw


追記に、ジャクリ関連のトークを書いてあります。
いいか、初めに言っておく。
ここから先はネタバレ全開かつかーなーり、頭が悪い文章になる。覚悟のできた奴から読め。



11/08(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | 芸夢 | 管理

「ひまわりのチャペルできみと」感想

いやぁ、面白かった
その一言で終わらしてもよいのですが、怒られそうなので多少長く書いてみる。
例によって反転で。

テキストはいつもの「竹井10日謹製・腹筋強化用爆笑テキスト」でした。
相変わらず、ギャグとボケツッコミのキレが凄まじすぎる。
「大作」との事ですが、1プレイ自体のプレイ時間は普通やや長めといったところでしょうか。既読スキップを使えばそれなりに時間短縮は出来ます。
ただ、秋桜と違って各キャラの終盤部分の展開が大きく異なっており、これは純粋に嬉しかったり。
……エロに関しては一部のキャラに関しては「相変わらずの趣味」でしたがw

……ただし、遊びつくそうと思うと、多分どえらい事になります、このゲーム(注:これを書いてる時点ではまだ「コンプ」はしてない)
まず、無駄要素が無意味に多いです。
「虫取り」「自転車レース」、それに「ナノ子の立身出世道(仮)」。
虫取りは正真正銘の無駄要素w そのクセ、種類だけはむやみに多いからハマるハマるw
自転車レースはストーリーのターニングポイントになるイベント。でもたぶん勝敗はストーリーに無関係
「ナノ子の立身出世道」も相当の無駄要素w
二等兵からどんどん上がっていくという、「のら○ろ」を髣髴とさせるノリwちなみに、俺の最高位は現在の所大尉。「助けてください、大尉!」(それは少佐です)。まだまだ取りこぼしがありそうなので今度また調べてみる。
そんな具合で、完全にコンプを狙うと、多分笑えることになる。

で、サブキャラ関連。
一部のキャラ除き箇条書きで。
猫大帝:。その正体は理事ちょ……あ、いや、誰なんでしょうね?w
まじポン:orz要員。嘘じゃないって。
猫タマ:絵に描いたような委員長。これでもかというくらい委員長。でも時々、猫化。ニャー!
唯菜さん:超ハイテンション面白母さん。時にヒロインヲ空ほどに面白いから困るw
息子にさえいつまで新婚さん気分かとツッコミ入れられるほどラヴラヴさんw
柚太郎:可愛い父さん。他のゲームなら人気を博したかもしれないが明らかに唯菜さんにキャラを食われてる

そして、(ある意味)裏二大ヒロインの登場だ!

ルーンベルベット張:炉の字先生。弄ると真に面白い人。特にテストイベントのツッコミ振りには毎回腹を抱えさせていただきましたw
それを抜きにしても、バイプレイヤーとしてそこかしこで活躍していて、結構な存在感だったと思います。

板東翔羅:お人よしで人情家。でも不良。
真面目で面倒見がよい。でも不良。
間が悪く苦労症。でも不良。
そんな人w そして今作でも一二を争う俺の個人的なお気に入りキャラ。

以下、好きなヒロインを上から順番に並べてみる
メインだけだと

もなむー・姫・ナノ子/こゆ吉(同率)・雛莉・ねねねえ

サブも含めると

もなむー/翔羅・ルーン先生/一花/姫・唯菜さん・ナノ子/こゆ吉・雛莉・ねねねえ/柚太郎・まじポン/猫大帝

といった感じ。


……異常に長くなったので、グダグダですが、こんなところで、終わっておきます。
いやぁ、こんなに熱くなったエロゲは久しぶりかも(様々な意味で)。
正直、不満点はツッコミたいとこも多々あるのですが、長所がそれに勝っていたので善しとします。

あと、原画家のいくたたかのん氏の描く唯菜母さんを口直し代わりに貼っておく。
なぜ! 俺は! この人の子宮より産まれなかったのだ!(戻って来い)



09/06(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | 芸夢 | 管理

ひまちゃきプレイ記じみてきた

まぁ、一通りヒロインの攻略は済ませたのでそれも次回で終わり……だといいなぁ(なぜ少し自信なさげか)

というわけで、ねねねえルート&こゆ吉ルート。
ネタバレ部分は例によって反転。

ねねねえルートはソフリン基準が緩和されたからといってここまでやるか、というのが一番の感想。
ド直球に実姉との恋愛を書いてくれやがりました。そういう意味において、ラストに結婚式を持っていったというのは正しい判断と思います。
個人的には、もう少し「黒い方向」に話しが進んでもらえると好みだったのですが、それをやるとこの優しい世界が壊れてしまうと思うので我慢。
ただ、ショーちゃんが非常に目立ってたのは高ポイント。俺的に。
あと、ターニングポイントの「自転車レースイベント」におけるねねねえの行動がダーティ過ぎてクソ笑った。
つうか、参加6組中の4組リタイアってあーたw


こゆ吉ルートは「幼馴染のままに結婚」というのが一番の特徴でしょうか。
気のおけないままラブラブテイストというのは中々に味なものがあっていい感じでした。あと、実はバツ2の二回目というのにも驚いた。正直、ねねねえ辺りかと思ってたので。
こゆ吉はキャラがキャラだけに、ハイテンションに話が進んでいくのが楽しくて楽しくて。ハイブローなボケとツッコミの応酬はまさに竹井10日氏の本領発揮といえますし。
ただ、ラストの展開については、その……未プレイの人はともかく、秋桜をプレイした人間には微妙に苦笑を禁じえないかもしれません。
無くす物は若干違いますが、「喪失の恐怖」に怯えるというのはほとんど同じテーマであるからして……まあ、これは俺が少し辛い点数をつけすぎなのかもしれませんが。


期せずして少し長くなりましたが、こんな所で。
次回はゲーム全体としての総括予定。



09/04(火) | トラックバック(0) | コメント(0) | 芸夢 | 管理

よう、お前ら!

俺が昨日「ひまちゃき」にハマって更新を忘れたと思ってるだろ?
その通りだが(真正のダメ人間ですね、キミ)

そんなわけで、ナノ子、ひなりん、姫ルートを一気に通過。例によって、ネタバレ部分は反転で。
ナノ子ルートは話のテーマ自体は物凄く単純だと思います。
早い話が「家族愛の物語」だと思うんですよ。ちょっと幼馴染同士の確執も混ざってるけど。
思うんだが……うん、その、なんだ。
なんなんだ、あの異常な要素はw
一花関連の話は感動的な話なのに(まぁ「奇跡」に関しては少しツッコミたくも個人的にはあるが)、その要素のおかげでなんか色々微妙に台無し
いや、面白いんだけどさ。


ひなりんルートは今回の「裏要素」或いは背景設定の話というべきでしょうか。
「勇者」としての雛莉から、「女の子」としての雛莉へ、そして「彼女」としての雛莉へと徐々に変化していくさまが素晴らしく。
そして、いっちゃんの話は、悲しく辛い。他のシナリオを通過していると、特に。
それはそれとして、なぜこのシナリオにまでサラリと出てきているんですかフリルドレスの悪魔こと鎌倉タケルさんw


姫ルートはいっちゃん関連の話をベースに、「ノーブレス・オブ・リネージュ(高貴なる物の義務)」を足した感じかな。
「一人でも慕う人間がいる限り、王族はいつまでも王族である」というか。そして「向日葵」関連の話は実に切なく、そして優しい話でした。いっちゃんがある意味、もっとも救われた話だと思う。
だが、そんな話とは別にエッチシーンは特殊にもほどがある。余韻が台無しだw
あと、過去作から某郵便局員の人が好きなあの娘が出てきてる風味


こんな所で。いや、しかしヤバイですわこのゲーム。
話も無駄要素も病的に面白すぎ。
正直、マロンの底力を侮ってました。
もっと話題になるべきだと思いますわ、このゲーム。

後、ここ3日間くらいの睡眠時間が実質的に10時間以下で死にそう(寝ろ)



09/03(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | 芸夢 | 管理

「ひまちゃき」続行中

ヒモルート……もとい「もなむー」こと萌波ルート&バッドエンドを通過。

もなむールートは(以下ネタバレ反転)ラブラブ一辺倒かと思いきや、「結婚式」で驚愕。いやはや、竹井シナリオでこういう展開とは思わなかった。
まぁ、その後はそれこそ主題歌の通り「バカップル一直線」ですが。
あと、萌波が漢らしいというか、大人物すぎる為に主人公が弄られっ放しという愉快なシナリオw

あと、初Hシーン(正確にはその導入)に爆笑。
エロゲとはいえ普通はあの状況で絶対にHしねえ
竹井10日、恐るべし。

バッドエンドは……ありなのか、それはw
つうか、何で出てきてるんだタケルーーーーッ!!
しかし、このキャラなら許せてしまう罠。
というか、こいつに世人の尺度を当てはめること自体が間違いだw

しかし、あれだ。竹井10日さんは化け物だ。
共通イベントでもキャラ毎にイベントのテキストどころかイベントの流れそのものが違うとか、同じイベントでもランダムでテキストパターン数種類用意されてるとか、無茶しすぎ。
そりゃぁ、開発も4年かかるしテキストの量もラノベ20冊分とか阿呆な量になるってもんですわ。
「気合の入ったゲーム」がしたい諸兄は是非プレイあれ。



09/01(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | 芸夢 | 管理

僕たちに妄想の楽しみを思い出させてくれた「世界樹の迷宮」という奇跡

ここ最近。俺は「世界樹の迷宮」にハマっていたりします。
で、このゲームをやってて思い出したました。妄想の楽しさって奴を。

「昔は良かった」と言い出すつもりじゃありませんが、FCの時代はとにかく設定やキャラ性の希薄なゲームばかりでした(少なくともゲーム中で語られるのは稀だった。説明書には書かれていたりはしたが)。
それは明らかに容量の不足や技術の未成熟、あるいは開拓途上のカオスな市場だから生まれたものなのは確かです。
ですが、そこには確かにあったのです。
容量に余裕がある今では忘れ去られてかけている「妄想する隙間」という奴が。
良くも悪くも昨今のゲームはキャラ性が充実してます。
「主人公が語らない」事はありますが、「主人公以外(のプレイヤーキャラクター)が語らない」という事は殆ど無いと言っていいでしょう。
それがゲームをより楽しいものに変えていった面もあります。その事自体を否定するつもりはありません。

ですが、そこで失ったものは間違いなくあります。
それが「妄想の楽しさ」──正しく言うならば「脳内で勝手に物語を構築する楽しさ」です。
プレーイヤーキャラクターに設定があるゲームは、キャラクター性があるが故にそのキャラクターに縛られてしまい、自由に考える事は出来ません。
そして、キャラクター性のある事が「常識」となっていたが故に、「妄想する楽しみ」は忘れ去られかけていました。

だが、「世界樹の迷宮」は俺達に思い出させてくれました。
しっかりとしたシステムさえあれば、キャラクター性など不要だという事を。
いや、むしろそこにこそ新たなる楽しみを見出せるという事を。
だから、俺はこのゲームに、惜しみない感謝を送りたいと思います。



ちなみに、長々と書いてますが実際の所は俺がこのゲームを大好きと言うだけです(色々台無しだ


※無論、TRPG等の卓ゲは除く。CRPG、或いは戦略シミュ等の一部ジャンルを除く「コンピュータゲーム」の話。念のため



03/05(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | 芸夢 | 管理

恋姫無双クリア

三晩ほど睡眠時間削ってコンプ。おかげで蝶眠い(馬鹿ですか、あんたは)

以下、感想。ネタバレ含むため反転で
いや、もう本当に「キャラ萌えゲー」以外の何者でもありませんでした。良い意味で。
「三国志もの」として考えると小首を傾げたくなる部分も多いのだけれど、キャラゲーとして考えれば及第点は確実に超えてると断言できます。
とにかく、出るキャラ出るキャラの個性がすばらしい。
ベッタベタのツンデレだった賈詡。
レズの時はドSのくせに主人公相手になると途端にデレデレになる曹公。
ユーザーから「三馬鹿」の異名を拝借した袁家一党。
激ピュア極まりない呂布。
魅力的なキャラばかりで、正直誰が一番かといわれると凄く悩む。

システムは戦闘がうざい……つうか、二週目からスキップ可能って事は作った方も…………まぁ言うまい。
ただ、音楽には結構光るものがあった。
つうか、アレだ。K●EI風でイかす(伏字になってません)。
一番のお気に入りは「江東の猛獣たち」。低めの力強いメロディーがたまんねえ。

本筋に関しては、帰還ENDまでは読めたが、詳細に関しては「そう来たか!」と。
存外にメタ的な展開で結構驚いた。
つうか、トゥルーは正直やりすぎだと思うw
そりゃ某所で「恋姫無双萌将伝~はわわ、ご主人様、女子高生になっちゃいました!」とか言われるわいな!w
でたら買うけどな!
……話がずれた。

総評としては「良作」。
三国志原理主義者なら地雷だろうが、俺は好きだ。

もし次回作が出るとしたら孫呉には黄蓋・呂蒙、曹魏には郭嘉・典イ、蜀には猛獲・魏延あたりがマジメに考えると該当するキャラかなぁ、とか妄想を巡らせて見るのが楽しい。
多分、この作品はそんな作品じゃないかなぁ、と思う次第。

あんま感想になってないがこんな感じで締めてみる(ぉ



02/05(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | 芸夢 | 管理


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