ネタに困ったときは |
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| 嘘予告書いとけってばっちゃが言ってた(ぉ というわけで、レッツゴー
──宴が始まる。 高らかに戦歌を謳い、混沌を導く、機神たちの宴が──
アメリカ合衆国副大統領リチャード・ホークによる突然の軍事クーデター。 そして、それと時を同じくした圧倒的戦力と科学力を持つ異星人の侵略。 その大事件ですら、全ての始まりでしかなかった。
「畜生、なんだってこんな数の幻獣が! ここ十数年、大量に刈り続けてきたのに!」 「こちら第三班! 幻獣の一斉攻撃を受け現在苦戦中! 我々が……不利です! うわ、後ろからも来た! 撃て、撃て、撃てぇぇぇぇぇっ!」 五十年程前に突如として夜空に浮かんだ二つ目の衛星──通称「黒い月」。 そして、時を同じくして出現し始めた人類に仇なす災厄、「幻獣」。 突如活性化した彼等の侵攻は、その圧倒的な数によって人類を追い詰めるのに十二分だった……
「レイヴン、聞こえるな。今回の依頼の内容はただ一つ。 ──そのエリアの幻獣、及び異星人による巨大生物群・巨大兵器群の駆逐だ」 「……了解した」 しかし、そのような世であろうとも人は変わらずたくましく、そして醜い。 AC(アーマード・コア)と呼ばれる軍事用作業機械を操り、合法・非合法を──否、人道的か非人道的すら問わずにただ依頼を遂行する「レイヴン」と呼ばれる賞金稼ぎはその見本とすら言えるだろう。
「天にまします我等の父よ。願わくば日用の糧を哀れな貴方の子羊の一人、大十字九朗へと与えたまえ……」 幻獣の災禍から辛くも逃れているアメリカの地方都市が一つ「アーカム」。 その地にて極貧の生活を営む三流探偵──名を、大十字九朗。 だが、誰が知り得ようか。 この先、彼に待ち受ける運命を。 その時、彼の背負う荷の重さを。
──そして、運命は一変する。
「我が名はアル・アジフ! アブドゥール・アルハザードによりて記されし世界最強の『魔道書』なり!」 魔道書との邂逅は、探偵を邪悪との戦いへ誘い──
「敵増援多数! 後からです、このままでは挟み撃ちに……え、嘘、そんな……」 「どうした! 状況を報告せよ!」 「て、敵増援、次々と沈黙! 味方兵の援護です! ですが数は二人……わずか二人です!」 大いなる災厄は、英雄を生み出し──
「全軍抜刀、全軍突撃(オールハンド・ガンパレード)。最後の一兵まで悉く戦って死ね」 少年達は戦いの日常に身を捧げ──
「ンフハハハハハハ! ハロォーハロォーマイコーーゥ!」 「リッチャァァァァァァァァァァァァァァァァァァドッ!」 漢たちは信念と思いをぶつけ合う──
その先に待ち受けるものも知らずに──
「──我々は必要である。だからこそ我々は生まれた」 その思考は怜悧にして冷静、そして冷酷。 全ては──その存在の全てはただ「人類」の為に。
「畜生! よくも地球を滅茶苦茶にしてくれやがったな!」 「………………」 彼等は完全なる侵略者にして、絶対の破壊者。故に全てを調停する者。 いかなる交渉も、いかなる憤怒も、いかなる懺悔も、いかなる慈悲も、彼らには決して求める事は出来ない。
「さぁ、さぁ、さぁ、見せておくれよ。 道化芝居の開幕を! 道化芝居の閉幕を!」 彼らを見て女は笑う。闇よりなお深き暗黒を湛えた瞳に歓喜の色を満たせて。
「やはり此度もこうなったか……やはり貴様等はこの箱庭に生きるがお似合いのようだ」 そして全てが終わりて来るは、全ての始まり。 破壊と創造の主。この忌まわしき箱庭の主。
──だが、「人」よ。決して絶望するなかれ
「これが、お前達の望みなのか……秩序を、世界を破壊する事が」 「……そうだ。 その先に待つのが滅びでも……俺達は自らの手で未来を選ぶ…… それが俺達レイヴンの……そして人間の生き様だ……」 「人」として生きる為に──
「人間の為に戦って何とする? 同族同士で憎しみあい、戦いあう愚かな人間の為に」 「誰かの為に戦う事に理由など必要ない! 何故なら! 私は! アメリカ合衆国大統領だからだ!!!」 ただ守るべき「正義」の為に──
「絶望と悲しみの海から、其れは産まれ出る 地に希望を、天に夢を取り戻す為に産まれ出る 其れは子供の頃に聞いた話、誰もが笑う御伽噺 でも、私は笑わない、私は信じられる、貴方の横顔を見ているから 全軍抜刀、全軍突撃(オールハンド・ガンパレード)、未来の為にマーチを謳おう どこかの誰かの未来の為に ガンパレード・マーチ、ガンパレード・マーチ……」 「その耳障りな歌を……止めよォォォォォッ!」 あらゆる絶望を跳ね返すは、その歌と共に。 全てはそう、「ハッピーエンド」を取り戻す為に──
「この……人間風情がぁぁぁぁぁっ!!!!」 「人間をあんまり嘗めちゃいけねえぜ、カ・ミ・サ・マよぉ!?」 人の造りし神と、人の心、そしてなにより人の想い。 それこそがこの忌まわしき世界を破壊する剣。 それこそが、輝かしき世界を取り戻す鍵。
「クハハハハハハ、我は幾度でも甦る。 幾度でもこの世界を美しく造り直してやる、クハハハハハ」 「ふん、好きにしろ」 「なんだと……?」 「だが、それは絶対に不可能だ。 なぜなら地球には俺達がいる……
『地球防衛軍』がいる!」
スーパーロボット大戦E、発表予定全くなし!
明らかにロボット物でないのが一つ出張りまくってますが気にしない方向でw
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06/08(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | 嘘予告 | 管理
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