真砂庵
 
オタ系ネタ&SSブログ リンク・アンリンク・無断転載自由。クリミナルガールズ2出てほしいです
 



奇妙な恋する娘たち

というわけで、「ある日、爆弾が落ちてきて」(古橋秀之 電撃文庫)読了。
書き下ろしの一編以外は既に電撃hpに載っていたので目新しさはあまり感じなかったが、それでも良い出来でした。
というか、古橋御大ってば器用すぎですよ!
なんでオカルトパンクからラヴコメまで書きこなせるんですか!?
畜生、世界ってば不平等!!(錯乱中)


……まぁ、冗談はこれくらいにして(いや、微妙に冗談ではないが)。
内容は短編集で、話は普通の「ボーイ・ミ-ツ・ガール」な感じ。
……ごめん、嘘ついた。ヒロインが爆弾だったり、「憑依する人格」だったり、同じ一日を繰り返したりするのは「普通」の「ボーイ・ミーツ・ガール」じゃねえや。
ストーリー自体はまっとうだけど。
特に「恋する死者の夜」。これの出来は素晴らしかった。ラストの綺麗で、しかし切ない終わり方は必見。
あと「おおきくなあれ」も結構好きです。こういう落語的なオチは実は結構ツボだ(笑)。
あ、あと俺は「出席番号0番」のラストは日渡派なので(謎)。
ていうか、ぶっちゃけ全部好きなのだが一作品ごとに語ると長くなるのでとりあえず割愛。ただ、微笑ましかったり切なかったり、とにかく綺麗な出来だというのは言っておく。
噂を聞くに、どうやら各地の本屋では品切れが続いてる模様(作者自体がマイナーメジャーの領域に達してる人なので)。
うむ、愉快愉快(悪)




あと、久々にG’s買ってきた。
いやぁ、相変わらず内容の薄い雑誌だ(苦笑)。
……ま、それはともかくも。
とりあえずPiaキャロ新作の小説に大爆笑。つうか、狂ってる。完膚なきまでに。
アレを書く方も書く方だが、通す方も通す方だ。商業誌で「能登、かわいいよ能登」なんて文字列を見れる日が来るなんて誰が予想しようか(笑)。
あと、俺は木ノ下留美嬢とは物凄くお友達になれそうです。「疾風!!アイアンリーガー」は傑作だよ、うむ(笑)



10/18(火) | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 | 管理

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